柱の男のリーダー格、カーズのセリフ。「どんな手をつかおうが…………最終的に…勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」。つまり過程や方法を無視し、あくまでも結果さえ得られれば良いといういかにも悪役らしい発言である。
あァァァんまりだァァアァ
HEEEEYYYY あァァァんまりだァァアァ
AHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!
おおおおおおれェェェェェのォォォォォうでェェェェェ
がァァァァァ~~~~!!
おまえの次のセリフは「◯◯」という!
「逃げる」と並ぶジョセフ・ジョースターのもう一つの十八番。相手のセリフを先読みし、おまえの次のセリフは「◯◯」という!と相手のセリフをピタリと言い当てることで、てめーの考えはお見通しだよ~ん、お前は俺の手のひらの上で転がされていたんだぜ~、と相手にわからせ、さらなる動揺を誘う。
ナチスの科学は世界一チイイイイ!!
特徴的なものが多いルドル・フォン・シュトロハイムのセリフの中でも特に有名な名セリフ。高慢で自惚れの強い性格と祖国への狂信的な誇りが合わさり、シュトロハイムの絶妙なハイテンションから繰り出されるこのセリフは読者の心を鷲掴みにした。
飲んどる場合かーッ
ルドル・フォン・シュトロハイムのセリフ。柱の男・サンタナをメキシコの地下基地のシェルターで目覚めさせ実験している最中、研究員が本の数秒目を離した隙にサンタナは忽然と姿を消してしまう。研究員が恐怖と混乱からシュトロハイムの机のコーヒーを飲もうとしてしまうが、シュトロハイムはそのコーヒーを払いのけ一喝した。
逃げるんだよォ!
第2部の主人公ジョセフ・ジョースターの十八番。敵前逃亡とも言えるこの言動はジョセフが根っからの紳士だったジョナサンとは対照的な発想の持ち主であることを最も分かりやすく表している。もっともジョセフは戦いそのものを放棄したことは一度としてなく、逃げることを策のうちとして戦術に組み込んでいるだけである。
ねーちゃん!あしたっていまさッ!
臆病者の少年ポコがついに勇気を出した際のセリフ。イジメっ子にイジメられても勇気がなくやり返せずにいたポコが、ジョナサンを助けるため、そして自分の町を、大好きな姉を守るためタルカスに殺されるかもしれないという恐怖に打ち勝ち、勇気を振り絞って修練場に突入した際の勇気の一言。
逆に考えるんだ
ジョナサンの父、ジョースター卿の教え。元々は飼い犬のダニーがおもちゃの鉄砲をくわえて離さないことに困っていた子供の頃のジョナサンに対し、『逆に考えるんだ「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ』と諭した時のセリフ。後にこの逆転の発想法はジョナサンの命を救うことになった。
意外!それは髪の毛ッ!
ジョナサンとの戦いで黒騎士ブラフォードが髪の毛による攻撃を繰り出した時のナレーション。この時ブラフォードは両腕を体の後ろに回しており、ジョナサンからはどっちの腕で攻撃してくるか、それとも脚かわからなかった。しかし、意外!それは髪の毛ッ!だった。
おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?
吸血鬼となったディオは人間を食料とするようになり、最初のジョナサンとの戦いで負った傷を人間の生命を吸い取ることで癒やしていた。そのディオに対しツェペリが「きさま いったい何人の生命をその傷を癒すのに吸い取った?」と問うと、ディオは「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」と答えたのだった。