カーズが目指した究極の生命体。もともと強力な力を持つカーズたち闇の一族だが、唯一の弱点であった太陽を克服し、より強い力をもって何者をも支配したいと考えたカーズは脳から未知なる力を引き出すために石仮面を制作した。完全生物ともいう。
無敵の戦闘能力を誇り、不老不死。体細胞は生物の進化過程の遺伝情報を持っているためあらゆる生物の能力を兼ね備え、しかもその能力を上回る。姿はギリシャの彫刻のように美しさを基本形とする。当然、太陽も波紋も弱点ではなくなっており、それどころかジョセフの数百倍もの波紋を練ることもできる。
あらゆる姿形に変身可能で睡眠も必要なく、無敵であるがために種の保存の心配もないため生殖機能は有していない。
第2部終盤にてついに目的を達成し、究極生命体(アルティミット・シイング)となったカーズはまさに無敵で太陽や波紋はおろか、戦闘機の機関砲や火山から溢れるマグマまでも克服してしまった。
最終的には火山噴火により宇宙空間まで吹き飛ばされたカーズだったがそれでもなお死ぬことはなく、地球に戻れなくなったカーズはやがて考えることをやめた。