柱の男

柱の男

出典:ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

SPW財団の遺跡発掘隊がメキシコの地下遺跡で発見した、石柱と一体化している男。一見石柱に掘られた彫刻のように見えるが実は「生きている生命体」。作中ではサンタナをはじめにカーズ、エシディシ、ワムウの計4人が登場し、彼ら「闇の一族」のことをこう呼んだ。

はるか昔進化の過程で地球に出現した生命体で、人間を遥かに超える身体能力と知能、そして寿命を持つ一方、太陽の光に当たると消滅してしまうため地底に暮らしていた。

頭には固有の角または触角を持ち、口から物を摂取することもあるものの、主な「食事」は人間や吸血鬼、その他の生物などに接触し、全身の細胞から消化液を出して取り込むようにして行う。原始人たちからは神や悪魔として恐れられていたという。

強力な生物であるために死の確率が低く、その繁殖率は極めて低く個体数も少なかった。それゆえ争いもなく、他の生物との接触も自分たちの食料とする分だけの必要最低限とし、ひっそりと暮らしていた。

しかしそこに1人の天才・カーズが生まれる。彼がより強い力を求め作り出した「石仮面」は不死身の力をもたらす反面より多くの生命エネルギーを必要とするため、大地の全ての生き物を殺してしまうことを恐れた一族はカーズを抹殺しようとするが、返り討ちに遭い滅ぼされてしまった。

そのため作中に登場するのはカーズ、エシディシ、ワムウ、サンタナの4人のみ。

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