ウィル・A・ツェペリ(ツェペリ男爵)

ジョナサンに波紋法を教えた師。ひょうきんな性格でその特徴的な話し方からジョジョラーには有名なセリフも多い。しかし「石仮面」を憎む気持ちとそれを破壊するという決意は本物であり、そのために生涯をかけた。

ディオとの戦いで重症を負ったジョナサンが回復して歩けるようになり、エリナとともに焼け跡となったジョースター邸に訪れた際に突如現れ、波紋法を伝授するとともにジョナサンすでに「石仮面」と戦う運命にあることを告げた。

その後はジョナサンに波紋法を教えていたが、スピードワゴンによってディオ発見の報がもたらされると、ジョナサンに指導を続けながらも共にディオを追い、共闘していた。

タルカスとの戦いで致命傷を負うと究極奥義「深仙脈疾走」(ディーパスオーバードライブ)で残された全生命力をジョナサンに与え、息を引き取った。

ミドルネームは第2部で登場した孫の名前(シーザー・アントニオ・ツェペリ)から「アントニオ」とされている。

石仮面を追う理由と波紋法との出会い

もともとはイタリア系の学者の家柄で、若いころ父親の大学の遺跡発掘隊の一員として世界中を旅していたところ、メキシコのアステカ地下遺跡で石仮面を発掘した。

しかし帰国途中、大西洋上で発掘隊の1人が石仮面を被って吸血鬼となり船員を皆殺しにし、海に飛び込んだツェペリも手にかけられる寸前のところで朝日が登り吸血鬼となった男…ツェペリの父は灰となって消滅した。

何日か漂流した後漁船に救助されたものの、石仮面を載せたままの船はどこかに流されていったため、石仮面の力が再び発現するのを恐れたツェペリは石仮面を探すとともに吸血鬼への対抗策を探した。

そしてインドに赴いた際、医者だと名乗る男が道具も使わずに壊死しかけた人間の脚を治すのを見て、「石仮面の逆」であるその力に石仮面に対抗する可能性を見出し、彼から聞いたチベット奥地の寺院にて老師トンペティから波紋を学んだ。

おとなはウソつきではないのです

第4巻でのツェペリ絶命寸前に「結婚もしなかったし…家族も持たなかった」と語っていたにも関わらず、第2部で孫のシーザーが登場したため「ふざけるんじゃねえ!」とか「いいかげんな話をかくな!」とか「おとなはウソつきだ!」といった抗議の手紙や電話が殺到。

それに対し作者の荒木先生は同巻にてお詫びのあとがきを書いていますが、その際のフレーズが「おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです……。」とユニークなものだったことから、名言とされていたりします。

能力チャート

  • 身体能力
  • 本格的な波紋法を受けているため常人を遥かに越えている。が、やや歳をとっているため衰えもあるだろう。

  • 戦闘技術
  • 吸血鬼と戦うことを前提に波紋を習得したため、対吸血鬼用の知識と技は非常に豊富。

  • 人望
  • 根本的には良い人なのだが話し方や行動がいちいち怪しく、ジョナサンには全幅の信頼を寄せていた反面、ディオの潜伏先を探してくれたスピードワゴンに対する信頼は薄く、万人に好かれる性格とは言い難い。

  • カリスマ性
  • 石仮面を追う者として、また波紋法の先駆者としてリーダーシップを取り、ジョナサンとスピードワゴンを導いた。時に強引な意思決定もあったものの、結果としてジョナサンを成長させ、チームの絆を強めている。

  • 頭脳
  • 長年石仮面を追ってきただけあって吸血鬼やゾンビとの戦闘は多くのパターンを想定し、その対策をすでに用意している。ジョナサンへの波紋の指導も的確であった。

必殺技

メメタァ

正確には技名ではなく、岩の上のカエルを殴りつけ、カエルを殺さずに下の岩だけを砕いた時の擬音。ジョジョラーの間ではあまりにも有名すぎる名擬音。

ズームパンチ

腕の間接を外してリーチを伸ばすパンチ。その際の痛みは波紋で和らげる。

波紋カッター

水圧カッターの要領で、口に含んだワインを歯の間から高圧力で吐き出す技。パパウパウパウ。

仙道波蹴(せんどうウエーブキック)

波紋を纏った膝蹴り。

山吹き色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)

ジョナサンの代名詞的な技だがツェペリも使用したことがある。直接相手の体に波紋を流し込む、最も強力な波紋技。

生命磁気への波紋疾走(オーバードライブ)

人間の体が僅かに帯びている磁気を増強する。作中ではこれで葉っぱを集めてハングライダーのように使用した。

波紋乱渦疾走(トルネーディオーバードライブ)

空中から回転しながら相手に蹴りを放つ技。

深仙脈疾走(ディーパスオーバードライブ)

自らの全生命力を仲間に分け与える究極の奥義。

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