トンペティとともにツェペリの援軍に赴いた波紋の戦士。初登場時は正体を隠してジョナサンに襲いかかり、その力を試した。トンペティの元で正式な波紋の修行を受けただけあってその身のこなしは常軌を逸している。
ツェペリとは共に苦行を乗り越えた20年来の親友で、ディオのもとにたどり着いた際はその恨みを晴らすため、ジョナサンを押しのけて戦いに挑んだ。
しかしジョナサンにディオの能力を聞かずに突っ走った彼は、気化冷凍法で首から下を全て凍らされて砕かれてしまう。その伝説的なかませっぷりはジョジョラーの間でも有名で、一部では「ダイアーさん」の愛称で親しまれている。
だがダイアーが死に際に放った波紋を帯びたバラはディオの右目を潰し、ジョナサンがその後ディオと戦うヒントを与えた。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
波紋の戦士として長年修行を積んでおり、不可思議な体術を使う。その動きはディオにも「人間というのは修行次第でこういう動きもできるのか」と評された。
直情的な性格やその見た目に反して技巧派で、様々な技術で敵を翻弄して隙を作り、波紋を流し込む戦法を取る。
誇り高く仲間を思いやる性格で、波紋の師や仲間からの信頼も厚い。
発言には一定の威厳があり、人を従える素養もなくはなさそうだ。
戦闘には自信があったのだろうが、味方が敵の能力を教えようとしているにもかかわらず突っ走って返り討ちにあってしまった。
必殺技
稲妻空烈刃(サンダースプリットアタック)
空中からスローな蹴りを放って相手の油断を誘い、蹴りを受け止めた瞬間に両足を開いて相手の腕をはらい、無防備になった頭部に両手で手刀を叩き込む技。ただし技を放った本人も無防備になってしまうため、頭突きや含み針などの攻撃に弱い。
稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)
稲妻空烈刃(サンダースプリットアタック)の弱点であった「正面からのカウンター攻撃に弱い」という欠点を手刀の腕をクロスさせることで解消した技。ストレイツォ曰く「これを破った格闘者は一人としていない!!」