ラバーソール

ラバーソール

出典:ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

スタンド能力で花京院に化けて承太郎に近づき、襲撃した自称ハンサム顔のスタンド使い。姿形は花京院そのものであったが非常に口が悪く、短気で暴力的であったため一緒にいた承太郎とアンに怪しまれた。DIOには金で雇われており、承太郎を殺害すれば1億ドルを貰える契約を結んでいた。

花京院に化けていたラバーソールを怪しんで承太郎が殴り飛ばした際にスタンド「イエローテンパランス」を喰らいつかせ、肉体をじわじわ喰う能力と高い防御力によって承太郎を追い詰めた。

本人が豪語する通りスタンドに弱点はなかったが本体はそうはいかず、水中に引きずり込まれ呼吸のために顔を出したところを殴られて降参。さらに脅されてあっけなく残りのスタンド使いについても吐露した。

しかし話しながら勝機を見出すと承太郎に不意打ちを仕掛けたが反撃を受け、再び命乞いをしたが当然聞き入れてもらえず、スタープラチナのラッシュで再起不能となった。

名前の由来は、The Beatlesのアルバム「ラバー・ソウル」。

能力チャート

  • 身体能力
  • 大柄で筋肉質だったが肉弾戦を仕掛けることはなく、正面から戦う覚悟も持っていなかった。しかしながら乗っていたものとは別のケーブルカーに飛び移るといった運動能力は有していたようだ。

  • 戦闘技術
  • 仲間から承太郎を引き離したのは見事だったが、明らかに花京院になりきれていなかったため早々に怪しまれてしまった。スタンドを承太郎に喰い付かせた後も距離を取ればいいのにわざわざ近くに来て煽っていたため逆撃を受けた。

  • 人望
  • 短気で口が悪く、暴力的なうえに自らが不利とみるとすぐに頭を垂れ、命乞いをするという軟派な不良のような性格。とても人望が得られていたとは思えない。

  • カリスマ性
  • スタンド能力に頼り切っているとはいえその言動や行動は自信に満ちていた。情けない姿を晒さない限り、臆病で低能な人間であれば従えることは可能だっただろう。

  • 頭脳
  • スタンド能力に溺れていたのかもしれないが、なりすます相手の人柄をろくに調べもせず、不必要に承太郎を煽るなど無駄な行動も目立ったが、これといって知的な面は見られなかった。

スタンド 黄の節制(イエローテンパランス)

スライム状のスタンドで、喰らいついた生物を消化して吸収することでより大きく強くなる。スタンド使いでない普通の人間にも視認することができ、スタンドでなくとも触れることができる。

本人が豪語する通り弱点はなく、火も氷も効かず物理攻撃もその柔軟性でエネルギーを分散・吸収してしまうため本体がまとえばほぼ無敵の「攻撃する防御壁」となる。

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