食屍鬼街(オウガーストリート)

「呪われた者の住むところ」「伝染病が流行る時はいつもここから」と噂されるロンドンの貧民街。ジョナサンの父・ジョースター卿にディオが毒を盛っていたという「証拠」と「解毒剤」を探すためジョナサンが足を踏み入れた際も目の前で猫が子犬を喰うのを見かけている。

治安と衛生状態が非常に悪く、行くあてのない浮浪者たちが住み着き、旅人などの金品を狙って徘徊している。その様相はまさに世紀末。

ジョナサンも立ち入るやいなや3人組のゴロツキたちに襲われた。ケンカ慣れしているチンピラたちに苦戦したものの、家族のために身を挺して戦う覚悟をチンピラたちのリーダー格に気に入られ、東洋の毒薬を売る人物のところまで案内してもらえることになる。

この人物が後にジョナサンの盟友となり、その後のストーリーに大きく関与するロバート・E・O・スピードワゴンである。

スピードワゴンの協力を得たジョナサンは無事に解毒剤を手にし、ディオに毒薬を売った人物・ワンチェンを引き連れてジョースター邸に戻ったのだった。

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