チェーン首輪(ネック)デスマッチ

チェーン首輪(ネック)デスマッチ

出典:ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

ウインドナイツ・ロットの中世騎士殺人修練場のひとつ、双首竜の間で行われていた修練。タルカスいわく48人を葬った、自身の最も得意とする「競技」。

互いに鋼鉄の首輪をはめた状態で戦うデスマッチ。この首輪は天井を通して1つに繋がっており、自分の首輪に繋がった鎖を引っ張ると鎖で繋がっている相手の首輪が引っ張られる構造になっている。

首輪は吸血鬼化したタルカスの腕力をもってしても引きちぎるのは難しく、これを外すには相手の首輪の中に入っている鍵を使うしかない。すなわち相手の首をふっ飛ばして勝ったもののみが自由となれるルールッ!

タルカスの戦法

最も得意と豪語するだけありタルカスはこのルールの特質を熟知しており、それをいかした戦法をもってジョナサンとツェペリを絶体絶命の危機に追い詰めた。

その戦法とは首輪に繋がった鎖を使ったもので、自身は上から相手に飛びかかり、同時に鎖を下から放って相手を絡めとるというもの。

一度鎖に捕まってしまえば逃げることはまず不可能で、鎖に縛られたまま天井まで吊るし上げられ、そのまま絞め殺されてしまう。

互いの首輪が鎖で繋がっている性質上、鎖の引き合いではタルカスの巨体が圧倒的に有利に働く修練であり、この点からもタルカスがこの修練を得意としていたことには納得がいく。

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