『ジョジョの奇妙な冒険』における最初にして最も代表的なラッシュ攻撃。スタンドによる拳撃を繰り返しながら「オラオラオラ…」と叫ぶためこう呼ばれる。最初に使用したのは第3部の主人公、空条承太郎であり、このラッシュ時の掛け声は娘の空条徐倫にも受け継がれている。
第3部の人気が高いこともあってジョジョといえば「オラオラ」というくらい有名。もっとも有名すぎることもあって「ジョジョといえばオラオラ」というとコアなファンにはにわか認定される場合もある。
空条承太郎のスタンド、星の白金（スタープラチナ）が攻撃する際は必ずと言っていいほどこの掛け声が使われ、単発なら「オラァ」連発なら「オラオラ…」という具合に使われる。第3部では承太郎が敵にとどめを刺すシーンで高頻度で使われている。
作中最もオラオラされた男は恋人（ラバーズ）のスタンドを持つスティーリー・ダン（鋼入りのダン）で、なんと3ページ半にも渡ってタコ殴りにされ続け、原作では52回、アニメでは66回もオラと言っている。
第3部のラスボスであるDIOのラッシュ時の掛け声は「無駄無駄」であり、最終決戦では承太郎が「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」、DIOが「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」と殴り合うシーンも描かれた。
また、別次元の話である第7部ではジョニィ・ジョースター（本名：ジョナサン・ジョースター）がこのオラオララッシュを使っている。
