DIOの部下の吸血鬼。「ヌケサク」はそのマヌケさ加減を馬鹿にした仲間たちが付けたあだ名であり、本名は不明。体の後ろ側を女の顔と体にする、本人いわく無敵の能力でジョースター一行に奇襲をかけた。
ヴァニラ・アイス、ケニーG、テレンス・T・ダービーたちからはその能力の低さから補欠扱いされ、黙って引っ込んでいるよう言われていたため、3人が倒されたあと意気揚々とジョースター一行に襲いかかった。能力を活かし、女に化けて油断を誘う戦法とったが両手の向きが前後逆であることから容易く見破られ、承太郎に吸血鬼の不死身度を試すため思いっきりボコボコにされた。
その後捕虜にされ、DIOの元へと案内させられたうえでDIOの眠る棺桶を開けさせられたところ、DIOによって全身を輪切りにされ、棺桶に押し込められた。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
仮にも吸血鬼なので並の人間よりも身体能力は高く、天井まで軽々とジャンプして張り付き、そこから前宙をするなどの無駄な動きを見せた。
一応の策は持った上で戦いを挑んだが容易く見破られたうえ、接近戦能力は承太郎の足元にも及ばなかった。しかし手の向きが前後逆であることくらい1度能力を使えば気付かされそうなもの(少なくともその場に居た本人以外は全員気づいていた)だが、実戦は初めてだったのだろうか。
自分の能力と強さに自身を持っていたようだが、誰からも評価されず、相手にもされていなかった。
誰からも相手にされないような人物なので統率能力は当然皆無。しかしながら自分の実力を結果で示すため単身敵に立ち向かった度胸だけは評価できる。
まさに「ヌケサク」というあだ名がピッタリなマヌケ。自慢の能力で誰も騙せなかったばかりか、DIOが助けてくれることを願って無意味な言い訳をするなど他人を観察する能力も欠如していたようだ。