カルカッタでJ・ガイルと共にジョースター一行を襲撃したスタンド使い。テンガロンハットを被ったいかにも西武ガンマン風の男。長いものに巻かれる性格でDIOに従っているのも「強い方につくだけ」という理由からであり、DIOの強さを疑い命を狙ったこともあった。
実力は決して低くはなくDIOを打とうとした際もその冷静さをDIOに気に入られるほどであったが、自分を「誰かとコンビを組んで初めて実力を発揮するタイプ」と考えており、「一番よりNO.2!」を人生哲学としている。そのため決して単独では戦おうとせず、J・ガイルが敗れたと知った際は潔く逃げだしている。
一方でパートナーを選ぶ目は確かであり、ポルナレフにも「一人では怖くないが人の才能を見抜く才能があり、才能があるやつとコンビを組んだら恐ろしい力を発揮する」と評されている。
非常に女好きの女ったらしであり世界中にガールフレンドがいるほどだが「世界一女に優しい男」を自称しており、女にウソはつくが女だけは殴ったことがないという。また、ブスだろうが美人だろうが女を尊敬しているとも語っている。
しかしながら上述の発言に加え「大金をもらっても女を殴ったりしない」と力強く語った直後にもかかわらず、猛毒のサソリから守るために見知らぬ女性にエンズイ蹴りを入れており、くだらない意地ではなく本当に女性を大切に思っていることが伺える。
名前の由来は、アメリカのポップス・デュオ「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
決して低くはなさそうだが単独の戦いを避けるうえ、スタンドも拳銃のため必要となった局面は少ない。
拳銃の腕前はもちろん、DIOを殺そうとした際は汗もかかず、呼吸も乱れず冷静を保っていたことはDIO本人からも評価されている。常に複数人で有利に戦おうとする点も評価できる。
どことなく危険さを醸し出すニヒルな雰囲気が魅力なのか、女性からは単にモテるだけでなく結婚も迫られている。自分の主義や主張ではなく強いものの味方につき不利とみればすぐに逃げ出す、一見卑怯者だが、どこか憎めない一面があることも確かだろう。
「一番よりNO.2!」を人生哲学としているだけあって暗殺者としては率いるよりも率いられようとする性質だが、女性から見ると一生仕えたくなるほどの魅力に溢れているようだ。
少年漫画のキャラクターとしては珍しい「不利な状況では戦わない」を徹底している人物。陣営も「有利な方につく」ことを徹底しており、それを自分の主義として腹に据えている。
スタンド 皇帝(エンペラー)
銃のスタンド。出し入れは自在で一瞬で掌に出現させることができる。銃だけでなく弾丸もスタンドであるため軌道は自由自在に操ることができ、弾切れを起こすこともない。