ディオ・ブランドーの父親。1868年、ジョースター卿の馬車の事故現場に居合わせ、金目の物を盗んでいたところ、ジョースター卿が目を覚ましたことから結果的に彼を助けることになった。その後、病死する直前に手紙を出し、ディオがジョースター家の養子となれるように取り計らった。
最低最悪を絵に描いたような人間であり、昼間から浴びるように酒を飲んだくって体を壊し、ディオが稼いだ金で薬を買ってくると「そんなものを買う金があるなら酒を持って来い!」と喚き散らしたこともある。
ジョースター卿の事故に居合わせた際も、そこの崖が雨で崩れやすくよく馬車が落ちることを知っており、馬車の事故を見かけるやいなや躊躇うことなく金品を強奪し始めたことから、常習的に窃盗を行っていたと考えられる。
事故の際奪った指輪を質屋に流そうとしていたところを窃盗容疑で逮捕されるが、ジョースター卿の好意によって釈放される。
しかしその邪悪な性格は変わらず、1880年、死んだ妻の形見のドレスを酒代に変えようとしたことでディオの怒りを買い、東洋の毒薬を盛られて殺された。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
ただの常人。常習的に盗みを働いていたためか崖を軽やかに滑り降りる程度の身のこなしができた。
悪人ではあったがコソ泥や小悪党の類であり、ケンカ慣れしていたとは考えづらい。
最低の1にしようかと思ったが、こんな男でも妻はいたので一応2とした。
事故の際、ジョースター卿たちを助けるよりも先に金品を奪い始めるという最低の行為に走ったが、一緒にいた酒場の女も「それもそうね!」と共感している。クズのような人間には一定の評価をされていたのかもしれない。
ひどく困窮していたように見えたものの、晩年でも家は持っており、なんだかんだそれなりの歳まで生きたことを考えれば、多少の悪知恵は働いたのかもしれない。
プロフィール
- 1827年生まれ
- 血液型:不明
- 身長:不明
- 体重:不明
- 国籍:不明(おそらくイギリス?)