間接を外して腕を伸ばし、急に手元でグーンと伸びるパンチ。間接を外した際の激痛は波紋で和らげている。ツェペリ男爵がジョナサンに教えた波紋の基本で、パンチを繰り出すタイミングもスピードも同じでも10cm以上リーチの長いジョナサンのパンチよりも先に到達していた。
最初期に登場した技だけあって「関節外したところで10cm以上腕が伸びるのか」「腕の間接外したパンチに威力があるのか」「そもそも武器使った方が早いんじゃね」など疑問は尽きないが、細かいことは気にしない。
頭のカタさは波紋で和らげる!
技データ
- 威力
- 使い勝手
- 射程距離
- 応用性
現実的な問題は置いておいたとしてもこれ自体はそれほど威力の高い技ではない。どちらかと言えばパンチの威力よりも間合いを伸ばして敵に波紋を流し込むことがメインなのだろう。また、この技は波紋の基本を学ぶための技という意味合いが強いのかもしれない。
いつでも使用可能ではあるがあまり効果的でなく、和らげているといっても痛みがあるのであればわざわざ使うメリットは少なそうだ。
腕が10cmやそこら伸びるだけなので劇的な射程向上は望めない。が、初めて見る相手には一定の効果はあるだろう。
正直、素手の戦闘において間合いを伸ばせるということ以外特に使い道が思い当たらない。戦闘のような緊急時でもない限りわざわざ痛い思いして腕伸ばす必要性はなさそう。