自分の肉体を自在に操れるという吸血鬼の能力を活かし、高圧で体液を目から発射する技。第1部でディオが使用したのが最初だがその際技名はなく、第2部でストレイツォが使用した際に名付けた。その威力は非常に強力で、ジョナサンの死因となった。
強力な貫通力を持つ液体の弾丸のような技で、ジョナサンはウィンドナイツ・ロットでの決戦で一度見ていながらも有効な対処法を生み出せず、客船で再びディオにこの技を使われた際はとっさにガードすることしかできなかった。(もっともすでにディオは倒したと思っていたのでわざわざ対抗策を考えてはいなかったのだろうが。)
第2部で吸血鬼となったストレイツォはジョセフに対し容赦せず最初からこの必殺の能力を使用したものの、1撃目は鏡のトリックによってかわされ、2撃目はその性質と狙い所を理解したジョセフに波紋を帯びたグラスで跳ね返された。
作中登場した吸血鬼の技の中でもトップクラスの殺傷力を誇る一方でその弱点は特に明かされていない。また速度もかなりのもののようで、ジョセフが跳ね返した際も打ち込んでくる場所を読んであらかじめ眉間にグラスを構えていた。
その圧倒的な殺傷力とこれといった弱点が明らかにされていない点から、3部でDIOがこの技を使わなかったことを悔やむ声もある。
技データ
- 威力
- 使い勝手
- 射程距離
- 応用性
生身ではまず防げず狙いも正確、しかも弾速が速いためあらかじめ読んででもいない限り防ぐことは困難。柱の男たちに有効なのかは定かではないが、吸血鬼の体液は彼らの食料であることは間違いないだろう。
発射までの準備時間や連続発射が可能かどうかによって変わってくるが、どちらも明記されていないためいくらでも好きなタイミングで使用可能かもしれない。
ある程度離れた距離まで発射可能なようだが、物理的な技のため離れれば離れるほど到達までの時間は長くなり、威力は減少すると考えられる。
要は超威力の水鉄砲。多少は応用の余地はありそうだが、正直思いつかない。