最終流法(ファイナルモード)・渾楔颯(こんけつさつ)

渾楔颯(こんけつさつ)

出典:ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

ワムウが使用する風の最終流法(ファイナルモード)。胸の管から風を取り込んで肺の中で超圧縮、カミソリのような細い隙間から超高圧で噴き出す空気の高圧カッター。ただし圧縮に伴う摩擦や熱にはワムウの体ですら耐えきれず、使用している間ワムウの肉体もどんどん崩れていくという諸刃の技。

ジョセフとの決闘において両腕、両足に大ダメージを負い、胸に風穴を開けられたワムウが使用した最後の技。精神を立ち直らせるため両目を自ら潰し、風でものを感じていたワムウは炎のそばにいたジョセフの位置をおおよそしかつかめなかったが、その刃は徐々にジョセフに迫っていった。

技データ

  • 威力
  • その威力は石の壁を簡単に切り裂くほど。まともに受ければ人間の体など簡単に切断してしまうだろう。

  • 使い勝手
  • 文字通り自らの命を削って使用している技のためできるならば使いたくない。ワムウがこの技を使おうとした時にはカーズも必死で制止していた。

  • 射程距離
  • 圧縮した風が拡散してしまわない距離まで。素手の間合いよりはかなり長い。

  • 応用性
  • もともとそれほど応用性はなさそうだが、気軽に使えないというデメリットが大きすぎるため必殺の局面での攻撃、それも他の技が使えなかったり脚にダメージを負って動けないという状況以外では使えないだろう。

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