作中最初に発見された「柱の男」。カーズたち3人と離れたメキシコの遺跡で1人眠っていたところをSPW財団が発見し、スピードワゴンを保護・尋問して情報を聞き出したナチス・ドイツが、将来人類の存亡に関わると考えて柱ごとメキシコの秘密基地へと運び込み、実験の過程で目覚めさせた。
当初は「柱の男」と呼ばれていたがいまいち呼びにくいという理由から、シュトロハイムが「メキシコに吹く熱風」という意味で「サンタナ」と名付けた。そのため「サンタナ」は便宜上の名前であり、本名は不明。
カーズたちがエイジャの赤石を求めて旅を始めた頃はまだ赤ん坊であり、カーズいわく「我らの能力についてこれなかった、年齢も10分の1しか生きていない若僧」。カーズたち4人の中では最下級にあたる。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
吸血鬼以上のパワーを持ち、何より厄介なのは自分の肉体を自由自在に操るその能力。骨格をバラバラにねじり、身体を折りたたんで空気供給管の中を移動するなど朝飯前。
知能は高かったが波紋に対して全くの無知だったのが痛い。他の3人のように波紋使いの弱点を「肺」か「喉」と知っているだけでも随分と変わっただろう。
柱の男たちの間ではさほど重要視されていなかったらしく、サンタナがやられたことを知った際、カーズとエシディシは気にかけもしなかった。報告したワムウもサンタナの安否よりも紫外線照射装置のことを気にしていたようだった。
能力的な問題なのだろうが、カーズたちとは行動を共にすることすら許されず、放って置かれた。
僅かな時間で現代語を習得し、サブマシンガンを一目見ただけで分解するなど非常に高い知能を持つ。
必殺技
リブス・ブレード(別名・露骨な肋骨)
肋骨を体外に飛び出させ敵を攻撃する。1本1本が回転でき、方向自在。最大伸長132cm、最大圧力825kg/㎠。
ミート・インベイド(別名・憎き肉片)
自身の肉片を生物に絡みつかせ、攻撃する。絡みついた肉片はサンタナの肉体同様、生物のエネルギーを吸い取る。