このビチグソがぁ~~~っ
ルクソールにてジョースター一行を襲ったスタンド使い。スレンダーな体型をした褐色の美女で、ジョセフにも「脚がグンバツの女」と評されている。普段はクールに済ましているが非常に短気でことが思い通りに運ばないと顔を歪めて「ビチグソ」などと汚い言葉を吐く。
ジョジョの登場人物としては珍しい正統派の美女で、特に第3部においては登場した女性のスタンド使いは老婆のエンヤ婆、正体が醜いオバサンだったネーナ、顔の映らなかったミドラーといった具合であり、外見だけとはいえ美女と呼べるのはマライアのみ。
ジョセフを「知的でユーモアがあって経験からくる判断力がある」と評価しており、その外見もチャーミングで好みのタイプだったようだが、一方で「DIO様の魅力には遠くおよばない」とも語っている。
ジョセフとアヴドゥルをスタンド能力で磁石化して追い詰め、電線を切り落として感電死させようとしたが、磁力で大量の金属を身にまとい引き合う状態になった2人に押しつぶされ、全身骨折で入院、リタイヤとなった。
名前の由来はアメリカのアーティスト「マライア・キャリー」。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
走ったりすることもなくあくまでスタンド能力を駆使してジョセフ達を攻撃しており、特に優れていたわけではなさそうだ。
自らのスタンド能力を熟知しており、スタンドの仕掛け方や線路への誘導、服に大量のボルトを仕込んで攻撃するなどといった戦法で見事に2人を追い詰めた。電線を的確に切断するなど投げナイフの腕もグンバツ。
一見美人だが短気で自分の思い通りにならない事は許せないタイプのようだ。
その美貌と強さに惹かれる男性は少なくないだろう。対等の関係は築けないタイプだが、手下を従えるのにはある程度向いているかもしれない。
戦術は見事だったが最後の最後で油断し逆転を許してしまった。それも自分のスタンドの性質を逆利用された非常に単純なものであり、注意力と警戒心が足りなかったと言わざるをえない。
スタンド バステト女神
コンセントの像を持ち、触れた相手の体を磁石化する能力を持つ。磁力は時間が経つとともに強くなっていくが本体との距離が離れすぎると弱まってしまうため、標的と一定の距離を保ち続ける必要がある。