柱の男・エシディシの操る熱を操る流法(モード)。血液を500℃まで上昇させ放出できることができ、伸縮自在の血管針を敵に突き刺して血液を送り込み、その血を沸騰させることで体をドロドロに溶かすことができる。当然ながらその熱血は触れただけでもタダではすまない。
エイジャの赤石をリサリサが持っていることを嗅ぎつけエア・サプレーナ島に現れたエシディシがジョセフとの戦いで使用した。その能力はジョセフに直撃することはなかったものの、先に倒されていたロギンズ師範代の遺体をあっという間に溶解してみせた。
自ら背中に穴を空け、その穴から多数の血管針を飛び出させて回転攻撃を行う「怪焔王大車獄(かいえんのうだいしゃごく)の流法(モード)」も存在する。
技データ
- 威力
- 使い勝手
- 射程距離
- 応用性
摂氏500℃の高温血液は触れれば大火傷、体内に流し込まれれば体が沸騰してドロドロに溶けてしまう。触れただけでも危険な技。
血管針を自在に操れるエシディシには特にデメリットもなく、多角的な攻撃が可能。本気を出したエシディシの基本戦術といったところか。
血管針はそこまで長く伸ばせないのか、肉弾攻撃の射程距離よりもやや長い程度までしか伸ばしていなかった。あまり遠距離から伸ばして攻撃すると波紋による反撃を受けることを警戒したのかもしれないが。
熱々の血液を自在に操り、物を燃やすこともできるこの能力は日常においても使い勝手が良さそうだ。ただ気になるのは血液を飛ばして攻撃しなかった点。簡単に発射してしまえるほど血液を生成できないのか、少量では発射しても到達するまでに温度が下がってしまうのかもしれない。