ダニエル・J・ダービー

ダニエル・J・ダービー

出典:ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

DIOの館の場所について聞き込みをしていたジョースター一行とカフェで偶然を装って出会い、ギャンブル勝負を持ちかけたスタンド使い。年齢30歳。紳士然としたな服装と態度をした男で、顔には目元から頬にかけて謎の横縞模様の彫りが入っている。口癖は「グッド」。

ギャンブルで生活費を稼いでいる生粋のギャンブラーであり、倒した相手の魂をスタンド能力でコインにしてコレクションしている。イカサマトリックの達人であり、「バレなければイカサマではない」「イカサマを見抜けなかった人間の敗北」を信条としている。

ジョースター一行とカフェでギャンブル対決をした際も店内の人間全てをあらかじめ懐柔しており、数々のトリックによって一行を苦しめた。加えて純粋なギャンブラーとしての腕も一流で、相手のどんな細かい動作も見逃さない鋭い観察眼や、本のページをめくって指の感覚だけで何ページ目かを当てるといった芸当も身につけていた。

その後登場したテレンス・T・ダービーの兄であり、ダービー兄と呼ばれることもある。

名前の由来はアーティストのサナンダ・マイトレイヤのかつての活動名「テレンス・トレント・ダービー」。

能力チャート

  • 身体能力
  • 生粋のギャンブラーであり暴力によって標的を攻撃することはなかった。ただし観察眼や指の感覚といった特殊な身体能力においては達人の域に達している。

  • 戦闘技術
  • 暴力という意味での戦闘は門外漢だが、相手をギャンブルという土俵に引きずり込んで戦う話術や心理には長けていた。

  • 人望
  • イカサマを使うという点で卑怯ではあったが信条は一貫しており、あくまでギャンブルというルールの上で戦っていた。また、承太郎にイカサマを見破られ指を折られた際は潔く受け入れるなど、バレた場合に制裁を受けることも了承しており、自分に恥じるような行為はしなかった。

  • カリスマ性
  • 負けなしのギャンブラーであり、金で雇ったのかもしれないが店に居た全員を終始自分の味方につける交渉術も備えていた。

  • 頭脳
  • ことギャンブルにおいては無敵の頭脳と技術を誇っていた。そもそも彼のスタンドはギャンブルに負けた相手の魂をコインにするというだけの能力であり、実質的にスタンドなしでジョースター一行と渡り合ったといっても過言ではない。

スタンド オシリス神

人型のスタンド。ギャンブルに相手の魂をかけさせることで、敗北した相手の魂を奪いコインに変える能力を持つ。スタンド自体に攻撃力はなく、またギャンブルにおいても中立の立場を守りスタンドによるイカサマを行うことはない。

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