大量に発射したシャボンカッターをそのまま対空させ、それをレンズに見立てて太陽光を屈折させて相手に一点照射するシーザーの技。本来であれば太陽の光の届かない室内へも太陽光を運ぶことができ、多数のレンズから太陽の光を照射された柱の男は焼け焦げた写真のフィルムのようになる。
戦闘時、太陽が出ていることが前提となるが敵の居所さえわかっており、こちらから攻撃を仕掛ける場合であれば敵が室内にいようと岩陰に隠れようとこの技から逃れることはできない。
シーザーもこの技のことをジョセフやリサリサに伝えていれば「昼にカーズたちの館へこちらから攻撃を仕掛ける」ことに同意を得る材料となっていたのだろうが、血筋の誇りに触れられ冷静さを欠いてしまっていたのか、後付けで思いついたのか、ライバルでもあるジョセフの前では言いたくなかったのか、口にはしなかった。
技データ
- 威力
- 使い勝手
- 射程距離
- 応用性
「波紋」のによる攻撃ではなく「太陽の光」による攻撃のためか攻撃力はかなりのもの。この技を受けたワムウは大きなダメージを負っている。
太陽光が弱点である柱の男との戦いの前提となっている「室内」「夜」のうち「室内」を想定した技。柱の男たちは室内で戦っている以上、波紋による攻撃には注意を払っていても太陽光には警戒が薄いため、使い所は限定されるが非常に効果的な技である。
性質上、シャボンカッターの届く範囲プラスアルファ(太陽光の照射範囲)が射程距離となる。太陽光を地面と水平に屈折させればかなりの距離まで届くだろう。
太陽さえ出ていれば、この技の前では物体の影に隠れて太陽から逃れることはできない。この技の存在を知ったうえで対処するとすれば、物理的に破壊が困難なシェルターにでも隠れて昼を過ごすしかないだろう。