エシディシ

エシディシ

出典:ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦

柱の男の1人。ダイナマイトを腹の中で爆発させても平気なほど強靭な肉体を持つ。普段は落ち着いているが直情的な性格で頭に血が上ると激昂してトチ狂いそうになる。しかし本人もそれを理解しており、激昂する前に泣きわめいて頭を冷静にすることで感情をコントロールしている。

柱の男たちの中でも現代文明に順応している様子が多く描かれており、赤石を郵便船に乗せてカーズに送ったり、カーズと電話で連絡をとる予定だったことから、作中の短い期間で郵便の出し方や電話の使い方を理解していたことが伺える。この点文明的な道具を一切使わなかったワムウとは対照的である。

カーズが自分たちの一族を皆殺しにした後、エイジャの赤石を求めて旅立った際に共に旅に出た仲間。柱の男たち4人のうちワムウとサンタナはこの時赤ん坊であり、「事実を知らぬ残った赤ん坊二人」と表現されていることから、エシディシは一族抹殺の事実を知ったうえでカーズに付き従っていたと考えられる。

能力チャート

  • 身体能力
  • エシディシの体の強靭さを示す最もわかりやすいエピソードが腹の中でダイナマイトを爆発させて平然としていたことである。筋力的な問題だけでなく肉体全てが頑強であることが伺える。

  • 戦闘技術
  • ジョセフの得意技である奇策を一部とはいえ見抜き、十八番である読心術まで披露。自分の弱点である怒りっぽさを知り対処法を確立しているあたり、まさに「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」である。それにしても大泣きはさすがにスキが大きすぎないだろうか。

  • 人望
  • あまり他のキャラとの交流は描かれていないが、仲間のために惨めな姿になってまで戦った点はジョセフに経緯を評されていた。ただし一緒に居たシーザーこういった評価は受けておらず、ジョセフほどしっかり性格を見て判断する人間でもない限り良い評価は受けなさそうだ。

  • カリスマ性
  • 作中ではカーズの目的である赤石のために動いており、エシディシもまた究極生命体になりたかったのか、それとも最初からカーズが究極生物になるための手助けをすることが目的だったのかは不明。ただ、最期を見る限り自身の目的よりもカーズのために動いていたのだろう。

  • 頭脳
  • 前述の文明への順応もそうだが、兵法書の「孫子」を知っているなど、柱の男の中では唯一学問的な知見に触れており、知的欲求心がそれなり以上にあると見て良いだろう。

怪焔王の流法(かいえんのうのモード)

熱を操る流法(モード)。血液を摂氏500℃まで上昇させることができる能力で、この沸騰血を敵に流し込んだり放出して戦う。

怪焔王大車獄の流法(かいえんのうだいしゃごくのモード)

背中から多数の血管針を突き出して回転しながら敵に突進する攻撃。さらにそのまま血管針を操り敵を追い詰める。

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