タロット大アルカナ14番目のカード「節制」に暗示されるスタンド。花京院に化けて承太郎を襲ったスタンド使い、ラバーソールのスタンド能力。姿はスライム状で生物を捕食して一体化し大きく、強くなっていくためスタンド使いでない人間にも見ることができ、触ることもできる。
本人が豪語する通りこれといった弱点はなく、一度喰い付くとライターの火で炙ってもアイスクリームのような冷たいもので冷やしても離れることはない。もちろん直接触れて取り除こうとすればその部分に喰らいつく。
物理攻撃もその柔軟性からエネルギーを分散・吸収してしまうため通用せず、本体がまとえばほぼ無敵の「攻撃する防御壁」となる。また、精巧に姿形を変形させることができ、ラバーソールはこの能力を使って花京院になりすまして承太郎に近づいた。
スタンドデータ
- 破壊力 D
- スピード C
- 射程距離 E
- 持続力 A
- 精密動作性 E
- 成長性 D
直接的な破壊力は皆無で、敵に喰らいついて消化・吸収するにも時間がかかる。
ある程度のスピードは兼ね備えており、実際スタープラチナが鉄パイプで殴りつけた際は変形・移動してガードしている。
ラバーソールは承太郎の指にスタンドを喰い付かせた後「追わなくてもいいだけさ」と口にしていたが、射程がEのため案外距離を取れば引き剥がすことができたのかもしれない。もっとも承太郎の指に喰い付いたのは分離した一部分のため確証はないが。
捕食までに時間がかかるためか持続力は高い。
非常に低評価だが花京院になりすます際は精巧に変形している。変形に関しては精巧でも狙った部分に喰い付いたりするのは苦手なのだろうか。
現状でもほとんど無敵のためか成長性は低いようだ。たしかにもっと大きくなったとしても劇的な変化があるとは思えない。