タロット大アルカナ10番目のカード「運命の輪」に暗示されるスタンド。自動車と一体化してスタンドパワーを発揮するスタンドで、ストレングスの車版のような能力。自動車と一体化しているためスタンド使いでないものにも見ることができる。
ベースが車でさえあれば自在に変形することができ、細い岩の隙間に潜り込んだり、タイヤにスパイクを生やして崖を駆け上がったりすることが可能。また、ガソリンを弾丸のように飛ばしたり、電気系統を引きちぎってスパークさせガソリンに引火させるといった攻撃方法も見せた。
スタンドデータ
- 破壊力 B
- スピード D
- 射程距離 D
- 持続力 A
- 精密動作性 E
- 成長性 D
馬力が高くジョースター一行の乗ってきたランクルでは全く押し返せず、デコボコの山道でも難なくスピードを出して走ることができる。殺傷力という点でも少なくとも自動車と同程度のスピードを出すことができ、変形によって巨大な棘などを作り出すこともできる。
移動手段としてのスピードはあるのかもしれないが、戦闘においては小回りがきかないということだろうか。
本体が操縦する必要があるためあまり問題ではないだろう。射程が長ければ車だけ提供して別の人物に操縦させることも可能だったかもしれないが、状況に応じて変形させたりするには戦況を確認しなければならないため、やはり本人が操縦するのが一番良さそうだ。
自動車と一体化しているとはいえなかなかの距離をスタンドに乗って移動していた。
自動車であるため小回りは効かず、崖を登りきったあとは腹を見せてしまうなどの弱点があるため工夫によって補う必要があった。
よく似た性質を持つストレングスのEよりは上だが、それでも成長余地はあまり残されていない。