水中のための波紋疾走。ツェペリがジョナサンに波紋を伝えた際など、それまでも波紋が水を伝わる描写はあったが、この技の登場と同時に波紋の攻撃力が液体を伝わることが明確にされた。
ブラフォードとの戦いで水中に引きずり込まれたジョナサンが、地盤沈下により水没した岩の隙間に眠っていた空気により「呼吸」をし、放った技。
そう、あの有名な『逆に考えるんだ。「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ』の名言が生んだ波紋疾走(オーバードライブ)。
技データ
- 威力
- 使い勝手
- 射程距離
- 応用性
放った直後はブラフォードの頭をパックリ割ったかに見えたが、波紋の伝達速度と同じスピードで一瞬早く水上へ泳ぎ逃れたブラフォードはほとんどダメージを受けていなかった。とはいえそれは直撃すれば相応のダメージがあったであろうことも示唆している。
相手が水中にいる必要があるため有効な使用局面は少ないだろう。まして自分も水中にいることも考えられるため、その場合はいかにして波紋の呼吸を行うかという点が最大のネックとなる。
波紋を水に流し込んで伝わらせるため通常の波紋攻撃よりもかなり遠方まで攻撃できる。ただし波紋が伝わる速度はブラフォードがなんとか逃げきれる程度。
水中でも波紋が使える、という点は大きな可能性だがやはり呼吸がネック。あくまで攻撃技のため転用が難しく、仮に魚などの食料を取るのに便利だとしてもそもそも波紋使いともなれば食料確保には困らないだろう。