最強の波紋使いは誰か!?

訓練により特殊な呼吸法を身につけることで様々な超能力を実現する「波紋」。この記事ではそんな波紋使いたちの中で最強は誰なのか考察してみたいと思います。あくまで筆者の個人的な考察ですので1つの見方として楽しんで頂ければ幸いです。

各キャラ作中に描写されている中で最強と思われる時点での能力、かつ単純な波紋パワーの強さではなく身体能力や頭脳を含めた総合力で評価しています。

第5位 シーザー・アントニオ・ツェペリ

まずは第5位からいきましょう。柱の男の1人、ワムウをギリギリのところまで追い詰めたシーザー。彼の磨き抜かれた波紋技・シャボンランチャーはメッシーナ師範代の腕のうぶ毛をつるつるにするほどの威力を有します。

波紋パワー、技の精度、戦闘センスとも申し分ありませんが、戦いにおいて有利な状況を作り出そうとする考えが薄く、あくまでも自分の力で真っ向から戦うその姿勢は美しくはありますが、敗因の1つともいえるでしょう。

第4位 ジョセフ・ジョースター

第4位はこの人。波紋の戦士たちがどうすることもできなかった柱の男たちを結果的に4人全員倒しています。波紋パワーや身体能力自体はそれほど飛び抜けているわけではありませんが、相手の裏をかき、巧みな罠を張り、最終的には運をも味方につけました。

作中の戦績でいえばもっと上位にランクインするのですが、なんというかジョセフは「数字に現れる評価はそれほど高くはないのに実際に戦わせたら勝ってしまうタイプ」という印象です。

第3位 リサリサ

実年齢は50歳ながら若くして波紋を身に着けたことや波紋の達人であったことからなのか、肉体年齢は20代後半。ジョセフの3倍以上の波紋パワーを持ち、卓越した技術と身のこなしで洗練された無駄のない動きで戦います。

ジョセフとは対照的に作中の戦績は雑魚吸血鬼2人を倒しただけでカーズに瞬殺されてしまいましたが、最強クラスのキャラにありがちな強さを十分に見せる前に「勝ってはいけない相手」と戦ってしまったように見えます。

そのため「強いんだけど実際に戦ったら勝てないタイプ」という評価もちらほら見ますし、頷ける部分もありますが、私としては作中最強クラスの印象を持っています。

第2位 ジョナサン・ジョースター

第2位と第3位はかなり迷いましたが、ツェペリの生命力を受け継ぎ2人分の波紋と鋼鉄の首輪をも引きちぎる身体能力を持つジョナサン・ジョースターとしました。

評価としては純粋な波紋パワーはリサリサとどちらが上なのか微妙なところ、筋力的な身体能力はジョナサン、身のこなしなどの戦闘技術はリサリサが勝っているといったところでしょうか。頭脳に関してはとっさの対応や機転が利くジョナサンに対し、駆け引き上手なリサリサとこちらも微妙でした。

ただ、戦闘時においた頭の回転は若干ながらジョナサンに分があるように思え、あとはジョナサンの最大の長所である勇気と決断力からジョナサンを2位としました。

第1位 カーズ(究極生命体)

本記事のタイトルにある最強の波紋使い、それは…カーズです!予想していなかった方は椅子から転げ落ちるような気分かもしれませんが、第2部のラストで究極の生命体となったカーズは波紋も使えます。その威力、なんとジョセフの100倍。

波紋が使えるようになって本記事の評価対象となったカーズ、その戦闘能力は筋力、頭脳、特殊な能力いずれもダントツのトップです。

作中ではジョセフに敗れていますが本人も認めているとおり計算していなかった出来事、つまるところ運が決定打となっており、戦闘能力を評価するならカーズが圧倒的です。

このエントリーをはてなブックマークに追加