ジョジョの奇妙な冒険の原点、第1部の名言・名セリフ・名擬音を特集してみました。第1部は物語の進行が速く巻数も少ないものの、荒木先生独特の言い回しである荒木節が多く見られる部となっており、ネットスラングとして有名になったセリフの多くが収録されています。
カテゴリー: 名言・名セリフ(第1部)
ねーちゃん!あしたっていまさッ!
臆病者の少年ポコがついに勇気を出した際のセリフ。イジメっ子にイジメられても勇気がなくやり返せずにいたポコが、ジョナサンを助けるため、そして自分の町を、大好きな姉を守るためタルカスに殺されるかもしれないという恐怖に打ち勝ち、勇気を振り絞って修練場に突入した際の勇気の一言。
逆に考えるんだ
ジョナサンの父、ジョースター卿の教え。元々は飼い犬のダニーがおもちゃの鉄砲をくわえて離さないことに困っていた子供の頃のジョナサンに対し、『逆に考えるんだ「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ』と諭した時のセリフ。後にこの逆転の発想法はジョナサンの命を救うことになった。
意外!それは髪の毛ッ!
ジョナサンとの戦いで黒騎士ブラフォードが髪の毛による攻撃を繰り出した時のナレーション。この時ブラフォードは両腕を体の後ろに回しており、ジョナサンからはどっちの腕で攻撃してくるか、それとも脚かわからなかった。しかし、意外!それは髪の毛ッ!だった。
おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?
吸血鬼となったディオは人間を食料とするようになり、最初のジョナサンとの戦いで負った傷を人間の生命を吸い取ることで癒やしていた。そのディオに対しツェペリが「きさま いったい何人の生命をその傷を癒すのに吸い取った?」と問うと、ディオは「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」と答えたのだった。
このストレイツォ容赦せん!
第1部、第2部に登場する波紋使い、ストレイツォの口癖。第1部ではディオを打倒する波紋使いの1人として正義の決めセリフといった具合だったが、第2部で吸血鬼となってからは残虐無比な極悪非道のフレーズとして使われた。
スピードワゴンはクールに去るぜ
吸血鬼となったディオとの戦いで重体となったジョナサンを見舞おうと病室を訪れたスピードワゴンだったが、ジョナサンとエリナの再会に水をささないよう空気を読んでその場を去った。その時にぽつりと口にしたなんともカッコいいセリフ。
こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!
毒薬の証拠を掴まれたディオはジョナサンに対し「自首する時間が欲しい」と言って油断させ、ナイフで殺そうと企んでいた。ディオの意外な反応に揺さぶられたジョナサンだったが、貧民街からジョナサンに同行したロバート・E・O・スピードワゴンはディオの悪性を指摘し全力で警告した。
酒!飲まずにはいられないッ!
ジョースター卿に毒を盛っていたことがジョナサンにバレてしまい、その証拠を掴むためロンドンの貧民街オウガーストリートへ向かったジョナサンが証拠を掴み無事に返ってくるのではないか、という焦燥感から酒を煽りながら彷徨うディオのセリフ。「あのクズのような父親と同じことをしている自分に荒れているッ!クソッ!」と続く。
君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!
エリナのファーストキスを無理矢理奪ったディオに対するジョナサンの怒りの叫び。ある日を堺にジョナサンと目も合わせてくれなくなったエリナの様子に違和感を感じ、ディオの取り巻きたちからそれを聞いたジョナサンはディオへの報復のため猛ダッシュで屋敷へと向かった。