史上最弱が…………最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィマギィ――――ッ!!
タロット大アルカナ6番目のカード「恋人」に暗示されるスタンド。耳から相手の脳内に侵入することで巣食った相手に結びつき、本体であるダンが受けた刺激を数倍にして対象に与える能力を持つ。小さな虫のような像を持つ。「マギーッ!」が口癖。
大きさは最少クラスで髪の毛1本すら動かせないほどパワーは弱い。ダン自身も「史上最弱のスタンド」と自認しており、その弱さゆえ射程距離は数百キロメートルにも及ぶ。
その性質上相手を殺す能力はないためジョースター一行の前に現れた際はDIOの細胞である「肉の芽」を持参しており、これを標的の脳内で育て、成長させることで殺害する戦法をとった。
スタンドデータ
- 破壊力 E
- スピード D
- 射程距離 A
- 持続力 A
- 精密動作性 D
- 成長性 E
作中でも珍しい、スタンドによる能動的な攻撃のみでの殺傷がほぼ不可能なスタンド。カウンター能力で殺害するにしろ本体も相応のダメージを覚悟する必要があるため事実上脅しにしか使えない。
人間の目では見えないほどの小ささであったためエンヤ婆やジョセフの脳内に侵入を成功させていたが、スピード自体は鈍いようだ。
数百キロメートルのも射程を持つ稀有なスタンド。基本的に射程距離はスタンドのパワーと反比例するため、パワーの弱いラバーズはこれほどの射程距離を有する。
射程と持続力に優れているため遠隔から知らぬ間に標的の脳内に入り込み、肉の芽で殺害することが可能。なぜジョースター一行の前に姿を現してしまったのか…。
精密性が低いといってもスタンド自体が極小のため脳細胞をちぎって肉の芽のエサにしたり、捏ねて別のスタンドに変装するなど器用なスタンドであった。
最弱であることが最大の長所でもあるため成長するわけにはいかないのかもしれない。