ヴェネチアの近く、エア・サプレーナ島に住むシーザーの波紋の師。シーザーの紹介でジョセフの波紋の師匠にもなった。20代後半のような若々しい外見をしているが実年齢はなんと50歳。これは波紋の習得により老化が遅くなっているためである。
性格は厳しく尊大で、初対面(厳密には違うが)のジョセフにいきなりケンカを売って波紋の力を試すなど非常にマイペース。また、口癖なのか「あなたは~しなくてはならない」といった口調が多い。
波紋パワーはジョセフの軽く3倍にものぼり、サティポロジア・ビートルという虫の「100%波紋を伝える糸」で編まれたマフラーを武器として使用する。
正体
その正体はジョセフの実母であり本名はエリザベス・ジョースター。第1部の最後でエリナに助けられた赤ん坊で、ストレイツォに育てられ、波紋を習得した。その後ジョナサンとエリナの子であるジョージ・ジョースターII世と結婚しジョセフを出産。
しかしある日、イギリス空軍のパイロットであったジョージがイギリス空軍司令官として潜んでいたゾンビに殺されると、それを知ったエリザベスはすぐさま家を飛び出しゾンビを波紋で消滅させてしまう。
このことでら「イギリス空軍司令官殺し」の汚名と国家反逆罪で全世界へ指名手配となったエリザベスはスピードワゴン財団の協力で姿をくらまし、以降リサリサと名乗るようになった。
能力チャート
- 身体能力
- 戦闘技術
- 人望
- カリスマ性
- 頭脳
線の細い体をしているが、その身のこなしと戦闘能力は修行後のジョセフですら圧倒されるほど。その戦いは鮮やかであり、波紋を流されたゾンビがそのことに気づかないほど無駄のない洗練された動きをする。
素人離れした洗練された動きがまさにリサリサの真骨頂。駆け引きにも長けておりハッタリもお手の物。しかしいざ決戦となるとそれを信じてしまい、カーズの策略に気づけなかった。
修行のためとはいえいきなりオールで殴りつけるなど普通は考えないだろう。だが結果的には周囲の人間全てから慕われている。
波紋の戦士たちのリーダーとして率先して指揮をとり、決断を下していた。厳しいながらもついていきたくなる熱血波紋教師といったところか。
無茶に見えながらも結果的にジョセフとシーザーを期限までに急成長させた指導力、カーズとワムウに加え何十もの吸血鬼たちに囲まれた危機敵状況を退けた駆け引きの巧妙さなど評価できる点は多い。
プロフィール
- 生年月日:1888年12月頃
- 血液型:A型
- 身長:175cm
- 体重:不明
- 国籍:元イギリス
必殺技
蛇首立帯(スネックマフラー)
マフラーに波紋を流して固くする技。まるで第3の手のように体を支えその上に逆さ直立をするなど、リサリサのアクロバティックな戦闘スタイルに適している。