吸血鬼化したディオ・ブランドーが編み出した技。敵に触れられた自分の肉体の水分を気化させることことで一気に冷却し、触れている相手の肉体を瞬時に凍らせる。
吸血鬼は自分の肉体を自在に操ることができるため、自分の肉体の水分を瞬時に気化させることができる。水分は気化する時、同時に周囲から熱を吸収する(気化熱)ため、水分を気化させたディオの肉体に触れている部分は急激に冷やされ凍りつく、という理屈。
のはずだったが、5巻でダイアーが全身を凍らせられた際は「相手の体の水分を一瞬にして気化させる」と解説されている。つじつま?カンケーないねッ!ジョジョだからッ!!
波紋法は特殊な呼吸によって発生する血液の流れでエネルギーを生み出し、そのエネルギーを血液の流れとともに伝えるため、血管ごと肉体を凍結させられてしまっては波紋を流すことができなくなってしまう。
波紋法が血液の流れに関係があることを見抜いたディオは、波紋使いの血管を凍らせることで波紋エネルギーを送り込めなくすると同時に、相手の肉体への攻撃にもなるこの技を編み出した。
最終的にディオは一瞬のうちに相手の体全体を凍らせるまでにこの技を磨き上げたものの、血管ごと凍らせるということはディオの方も血を吸い取ることも流しこむこともできなくなるということ。
そのためどうしても血を吸いたい、またはゾンビにしたい相手や状況には不向きな技となっている。