ラリホォォォ~~~~!!
タロット大アルカナ13番目のカード「死神」に暗示されるスタンド。眠りに入った者を悪夢世界(ナイトメア・ワールド)に引き込み攻撃する能力。大鎌を持ったピエロが黒いローブを纏っているような像を持つが、実体があるのは頭と両手だけでローブに包まれた胴体は空洞になっている。
悪夢世界(ナイトメア・ワールド)
死神13(デス・サーティーン)が作り出した夢の世界。物理法則すら無視して何もかも本体の思いのままに操ることができる世界で、ここで負ったダメージは現実の肉体にも反映され、致命傷を負えば現実でも死亡する。ただしトドメだけは死神13(デス・サーティーン)が直接刺す必要がある。
厄介なのはたとえ無事に死神13(デス・サーティーン)の攻撃を逃れ目を覚ましたとしても眠っていた間の記憶は失われていること。記憶は再び悪夢世界(ナイトメア・ワールド)を訪れると思い出すが、引き込まれた時点ですでに絶体絶命である。
スタンドは精神のエネルギーで動かすものであり、「夢」という無防備状態の精神を死神13(デス・サーティーン)が包み込んでしまうためスタンド能力は発現させることすらできなくなる。ただし例外としてスタンドを発現したまま眠りについた場合はスタンドを持ち込むことができ、この場合記憶を維持したまま目覚めることができる。
スタンドデータ
- 破壊力 C
- スピード C
- 射程距離 E
- 持続力 B
- 精密動作性 D
- 成長性 B
相手を殺傷する場合は死神13(デス・サーティーン)が直接攻撃する必要があり、それは手に持っている大鎌によって行われる。
行動はさほど速くはないが、夢の世界を自在に操れるので標的を何かに縛り付けたりして行動の自由を奪うことができる。
基本的ににジョースター一行のすぐそばにいて攻撃していた。ただし花京院への1度目の攻撃のみは本体がどこにいたかわからない。
標的が眠りについているときのみ発現可能。夢の世界からは自力での脱出は不可能だが、誰かに起こしてもらうことで脱出できる。
正確な動作は苦手なようだ。夢の世界とはいえある程度の抵抗はできるため花京院を2度も取り逃がしてしまった。
本体が生後11ヶ月の赤ん坊であり、まだまだ精神的にも未熟であるためだろう。将来が末恐ろしいスタンドだ。