ジョナサンの父、ジョースター卿の教え。元々は飼い犬のダニーがおもちゃの鉄砲をくわえて離さないことに困っていた子供の頃のジョナサンに対し、『逆に考えるんだ「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ』と諭した時のセリフ。後にこの逆転の発想法はジョナサンの命を救うことになった。
飼い犬がくわえたおもちゃの鉄砲を無理に離させようとしても、むしろ力を込めて絶対に離そうとしない。そんな時は逆に「あげちゃってもいいさ」と無関心を装うことでかえって犬は鉄砲に興味をなくしてしまう。押してダメなら引いてみろの発想である。
第1部にてジョナサンが黒騎士ブラフォードと戦った際、水中に追い詰められ呼吸ができなくなり波紋も使えなくなってしまった。普通なら水面に出て呼吸をしようと考えるが水面へはブラフォードの警戒が厳しく辿り着けそうもない。
そんな時、ジョナサンは少年時代に父から教えられた言葉を思い出し、逆に地底へ潜ったのだった。結果、湖底の岩の隙間に溜まっていた空気でひと呼吸を得たジョナサンは波紋を練り上げることができ、このピンチを脱した。
日常での使い方
『逆に考えるんだ「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ』
パッと思いつくいわゆる「普通の考え」ではうまくいきそうになく、逆の発想法をしてみる時に。また、押してダメなら引いてみろの代わりに。
使用例
- 飼い犬がおもちゃの鉄砲をくわえて離さない時に
- テレビのリモコン争いになった時に
- 取引で相手が絶対に譲れない点を提示してきた時に