『ジョジョの奇妙な冒険』第1部、第1話にて、ジョースター邸に引っ越してきたディオにジョナサンが愛犬のダニーを紹介した際、いきなり蹴飛ばしたのに対し激昂したジョナサンが放ったセリフ。「なっ!何をするだァーッ! ゆるさんッ!」と続く。
当然誤植であり、本来のセリフは「何をするんだァーッ!」。単行本化する際に「ん」が抜けてしまい「何をするだァーッ!」となってしまった。
言ってしまえば何でもない単なる誤植なのだが、第1話という読者にキャラクター性を伝える一番重要な回で、それも怒って当然のシリアスなシーンだったことと、誤植の結果ではあるが「紳士を目指しているジョナサンが怒りのあまりいなかっぺ口調になってしまった」というギャグ漫画のような展開となってしまい一躍有名になった。
作者の荒木飛呂彦先生は誤植を積極的に直すことを好んでおらず、この誤植が修正されたのは第一刷から数えて約15年後の第66刷だった。さらに「そのままでもよかったのに」と嘆いていたという。
日常での使い方
真剣に怒るにはマヌケなセリフになってしまうのでギャグで怒る時に使おう。その場にジョジョ好きがいれば悪くないリアクションとなるだろう。
使用例
- 自分の家に引っ越してきた人物に飼い犬を紹介するといきなり蹴飛ばされた際 → 「何をするだァーッ!」
- テレビゲームなどで対戦中に卑怯なことをされた時 → 「何をするだァーッ!」
- 友達と歩いていて誤って靴を踏まれてしまった時 → 「何をするだァーッ!」